寝たきりの対策
ここでは寝たきりの床ずれ対策として、寝返りについて詳しく説明していきます。

床ずれを起こす方は大半が自分で寝返りを出来ない方ばかりです。健康な人は個人差はありますが、一晩におよそ20〜30回も寝返りを打っています。しかし、床ずれを起こす方は本来しなければならない寝返りを打てないため、体重がかかっている部位に長時間負荷がかけ続けられてしまうため、床ずれを起こしてしまうのです。

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【体位交換(寝返り)】

床ずれ対策として、必須なのが体位交換です。仰向けの状態から横向きの状態へ体の向きを変えて体圧を分散し、長時間の負荷が掛かり続けるのを避けます。健康な人が床ずれを起こさないのは、就寝中に無意識に寝返りを打っているからです。自分で寝返りが出来ない方には、寝返りと同じように体位交換を大体2〜3時間に一度は行う必要があるのです。

【仰向けから横向きへ】

仰向けから横向きに体位交換を行う際は、まず向けようとする方向に立ちます。介護される人の手前の手を上げ、奥の手は胸に添えます。手前の足は伸ばしたままで奥の足は膝を曲げます。そして肩と腰を支えながら手前に引いて横向きにさせます。背中の部分にはクッションなどを当てて仰向けに戻らないように固定します。

【横向きから仰向けへ】

横向きの状態から仰向けに体位交換する際は、現在向いている方向に立ちます。背中の部分に当ててあるクッションなどを外し、肩と腰を支えながら軽く押すような形で仰向けにさせます。曲げた手足は楽な姿勢に戻してあげてください。

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