褥瘡と合併症
ここでは床ずれの合併症について、詳しく説明していきます。

床ずれはその症状自体の深刻さもさることながら、様々な合併症を併発してしまう恐れもあります。従って、ある程度床ずれの症状が進行した状態の場合には、傷の治療と共に合併症の予防と治療を行っていく必要もあります。
床ずれの合併症には以下のようなものが挙げられます。

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【皮膚疾患】

傷が悪化して皮膚の炎症や浮腫の形成、膿が溜まって膿瘍を形成することがあります。また重症化すると滲出液によって体液が失われ、水分やタンパク質が体外へ染み出してしまう恐れもあります。進行すると低蛋白血症を起こしてしまいます。

【感染症】

床ずれを起こした場所の傷口から感染し感染症を起こすことがあります。骨が露出するような深い傷では、骨にまで感染を起こして骨髄炎を起こすこともあります。感染が血流に乗ってしまうと、敗血症を起こして最悪の場合は死亡するケースもあります。

基本的に床ずれを起こす方は高齢者や病人の方がほとんどですので、健康な人に比べて体力も免疫力も低い状況にあります。従って上記のような皮膚疾患や感染症に対する抵抗力が落ちて、合併症を引き起こしやすくなります。体力が衰えていればそれだけ治療も難しくなるので、やはり床ずれが起きないよう予防していくことが最も重要なポイントとなるでしょう。

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